2020年度から小学校でプログラミング学習が必須化されました。
算数や理科の授業で問題を解くための手段としてプログラミングを行います。
プログラミングを取り入れることで物事を論理的に考えることができるようになります。
英語のような文字を記述するのではなく、直感的に見て理解できる教育向けの言語を使うんです。
そこで、プログラミング学習に興味をお持ちのお子さんをお持ちの親御さんに、親子で学べて理解できる簡単なプログラミング言語をご紹介します。
楽しく学べる言語になるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ビジュアルプログラミング言語で楽しく学ぶ
小学生低学年からプログラミング学習するなら、出来るだけ簡単に学べる言語がいいですよね。
最適な学習言語といわれているのが「ビジュアルプログラミング言語」になります。
「ビジュアルプログラミング言語」というのは、直感的視覚的な操作でプログラミングが可能な言語です。
パソコンの前で、何やら英語のような文字をキーボードに打ち込むイメージでは全くありませんので、楽しく学習できます。
今回は、小学生低学年向けのプログラミング学習言語を3つ紹介します。
スクラッチ 世界で最も親しまれている子供向けプログラミング学習言語
スクラッチは、8歳から16歳向けのビジュアルプログラミング言語で、直感的に操作ができるのでプログラミングの入門として最適な言語です。
Scratch財団とアメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボ ライフロングキンダーガーデングループが子供をターゲットにした無料の学習言語として開発されました。
スクラッチは、全世界の登録ユーザー数は約5900万人、日本はその1%の65万人(2020年9月現在)も登録ユーザーがいます。
「動かす」や「音を鳴らす」や「10歩進む」など命令のブロックを組み合わせることで、オリジナルのゲームやアニメを作ることができます。
直感的だから小学生低学年でも十分に学べる言語となっています。
さらに幼少のお子さんに学習させたい場合はスクラッチJr.もあります。
ビジュアルでプログラミングが可能なので、親子で遊び感覚で学ぶことができます。
低学年までのお子さんは、楽しみながらプログラミングの基礎を学ぶことが、最も大事なこと事だと言えます。
それを実現できるのがスクラッチです。
VISCUIT(ビスケット)NTTで開発!
名前が可愛いプログラミング言語のVISCUIT(ビスケット)。
「メガネ」と名付けられた仕組みを一つだけ使い、単純なプログラムから複雑なものまで作成でき無料で使えます。
この言語は、「コンピュータに何をさせるか」を前提としているので高度なことも可能です。
また、ビスケットは自分で描いた絵を動かしながらプログラミングできます。
こちらもプログラミンング学習教室での採用率はスクラッチ同様高いです。
コードモンキー
イスラエルで開発された「コードモンキー」と言う教材です。
コードモンキーは、プログラミングを学ぶというよりゲーム感覚で進められ未就学の子どもでも簡単に始められます。
コードモンキーは、おサルのモンタが主人公の冒険ストーリー仕立てで、プログラミング学習というより、ゲーム感覚でステージをクリアしながらプログラミングコードを身に付けられる仕組みです。
対象年齢は幅広く、未就学から小学生・中高生・大人まで学べるプログラミン学習教材です。
実際にやってみましたが、遊んでいるようでいて実はコードを書くので自然と覚えていきます。
Blockly(ブロックリー)
ブロックリーはGoogleが開発したビジュアルプログラミング言語です。
ただし日本語に対応しているアプリは3種類と少ないですが、こちらもゲーム感覚で学べる言語です。
幼少および小学生低学年から始めるなら、出来るだけ直感的視覚的で遊び感覚があり、親子で学べるようなプログラミング言語から始めてみましょう。