管理人プロフィール
生まれ:1967年10月生まれ
経歴:小中高と公立学校に通い、2年間フラフラしたのち、なぜか、今まで全く縁のなかったコンピュータ関連の専門学校へ入学。
バブル景気のさなか、世の中が浮かれまくっていた時期です。
まだまだコンピュータが身近じゃない時代でした。
パソコンも1台数十万円以上もし、スマホどころかガラケーも無い時代。
まったくコンピュータとはかけ離れた生活を送っていたが、
なぜか「これからは、コンピュータの時代がやってくる!」と勝手に思いこんで専門学校に入学してみたものの、全く理解できず2年間を過ごす。
勝手に思い込んだ最大の理由は、バイトへ向かう途中に電車の車窓から見えるコンピュータ系の専門学校が多かったという単純な理由。
社会人時代のポンコツ度
当時プログラマーとして、卒業後に中小のソフト開発・OA機器販売の会社へ就職。
そこから日々プログラム開発に携わる。
しかし、専門学校で学んだことが全く役に立たずポンコツぶりを発揮しまくる。
中小企業と言うより小規模零細企業なので入社早々からプログラムを作るだけではなく、お客様との打ち合わせや納品立ち合い運用サポートなど、なんでも屋さんとなって働いていました。
しかし、プログラムを作ればバグを出し、打ち合わせをすれば大事なところを聞き逃し、サポート中に怒鳴られておりました。
それでも、人員不足と俺以上にポンコツが数人おり首にならずに済みました。
連日、徹夜は当たり前でした。
まあ、出来が悪いので本来なら就業時間内に完成できるレベルも、なぜか自分一人で徹夜でした。
都心の雑居ビルの地下1階にあった開発ルームと称する場所で、一人でパチパチとキーボードに向かってプログラミングしてました。
後々この経験が役立つとは思ってもみなかったですが。
入社後、数年間はポンコツなりに導入から運用までのサポートを行っていました。
導入前の打ち合わせから設計・開発・運用サポートまで一貫して行っていたことで、お客様の課題・問題点をどうやって解決できるか、それをプログラミングで実現するには、どうしたらいいか。
最適な方法って何があるか、導入後もスムーズに運用するには、どうしたらいいかと常に考えておかないと失敗してしまうことは社会人1年目で実証済み。
ある時、その場しのぎ的な安易な方法で設計開発したため、お客様の課題を解決するどころか、煩雑で処理時間ばかりかかるシステムが出来上がり、大きなトラブルになったことがあります。
常に、課題や問題点を論理的な考え方で解決する方法を身につけておくことはあらゆる場面で役に立ちます。
プログラミングを早くから学習しておくといいことがある
大人になってからプログラミング技術を身に付けるには、相当数の経験と時間が必要となります。
様々な課題を解決するために必要な論理的な思考力は訓練することで鍛えらと実感しました。
これは、コンピュータ関連の仕事に限らず、様々な場面で役立ちます。
よく、言いますよね。
「高校時代の数学でサイン・コサイン・タンジェントなんて大人になって使わないよ」
「円周率なんて使わないのに、なんで勉強するの?」
確かに、こんな計算を3日に1度は使うような生活なんて、ほとんど誰もしませんよ。
でも、職業によっては実はとてもとても大事なことだって知ってます?
例えばですね、将来服飾の仕事がしたいと思ったとします。
服飾だから数学とか関係ないからいいやなんて思ったら大間違い!
なんで?と思いました。
スカートをデザインし制作するときに円周率が使われてるって知ってました?
もし、数学をおろそかにしていたら、デザインして制作することなんてできないですよね。
だから、学んでおいて損はないわけですよ。
プログラミング学習も同じことが言えます。
たとえ、将来IT関連の仕事に携わらなくとも、すでに生活全般にIT関連のハードやソフトであふれかえっています。
どんな仕事をするにせよ、プログラミングが出来ればちょっとしたことは自分で解決できます。
プログラミング力をアップさせるには、論理的な思考力を身につけましょうということです。
早い段階から訓練しておくと、あとあと本当に楽です。
今でも思いますよ。
専門学校でもっと勉強しておけばよかった痛感したことは何度もあります。
勉強しておけば、社会に出てなんでも通用するわけではありませんが、基礎を身に付けておけば応用が利きます。
そのため、早めにプログラミングの学習をすることが大事です。
プログラミング教育について
2020年4月からは小学校でプログラミング教育が必須化されました。
でも、教育現場ですぐに対応できる環境などが整っていない学校もあります。
まず、学校の先生がプログラミン教育を実践できるか疑問です。
教育する立場の先生側のレベルにもより、ばらつきも見受けられます。
専門家を派遣して教育できれば先生の負担も減りますが、現状ではそこまで追いついていません。
親御さんや専門家の方の中には、「小学生からプログラミング教育しても意味がない」・「早すぎる」とか、ほかにすべき勉強があるだろうなど、いろいろと意見があります。
子ども一人ひとりの成長にもよるので、子どもによってはプログラミング教育が早いかもしれません。
他に興味がある教科をもっと勉強したいと思うのであれば、その教科をもっとたくさん学ばせたいと思うのが親御さんの意見だとしてももっともだと思います。
小学1年2年生のうちは、国語・算数をメインに授業が組み立てられ、高学年に進むにつれて理科や社会の教科が増え4教科をバランスよく組み込まれていきます。
低学年のうちは、運動で例えるなら反復運動の繰り返し、基礎体力つくりのようなものです。
基礎を反復しつつ、子ども自身が自分で考えて答えを導き出す方法を身に付けてのが理想です。
このブログで一番伝えたいことは、
子どもが自分で考え試行錯誤を重ねながら“じぶんでできる”体験を通して喜びを感じて欲しい。
子どもが作ったプログラムを客観的に評価されることで、他の人が何を求めているかを知り、自分本位にならず相手を尊重することを学びます。
成功体験を重ねることや他の人の意見を認めることの大事さを体現できます。
この素晴らしい体現ができる手段の一つがプログラミングなんです!